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ニューヨーク・フィルが平壌で初の公演
2月26日21時34分配信 産経新聞
【ソウル=久保田るり子】北朝鮮の招待で訪朝した米国のニューヨーク・フィルハーモニックは26日、平壌の東平壌大劇場で公演を行った。金正日総書記は現れなかったが史上初の米朝文化交流は世界15カ国に生中継された。公演では冒頭、北朝鮮国歌「愛国歌」、次いで米国国歌「星条旗」が演奏された。米国の求める核計画申告を拒否、6カ国協議が膠着(こうちゃく)している中、北朝鮮主導の「歴史的公演」の狙いは国際社会に向け雪解けムードを演出することにあるようだ。
演壇の左右には北朝鮮国旗と星条旗が立てられた。国歌演奏は約1500人の観衆が全員起立、敬意を表した。北朝鮮側の観客はすべて招待客で音楽・文化関係者だった。名匠ロリン・マゼール音楽監督の指揮で、ドボルザークの「新世界より」やガーシュインの「パリのアメリカ人」などに加え、アンコールで朝鮮民謡の「アリラン」も演奏された。
平壌公演は昨年7月、米朝ベルリン会談で北朝鮮の金桂寛外務次官がクリストファー・ヒル米国務次官補に提案した。北朝鮮は8月に正式な招待状をNYフィルに送り、10月にNYフィルのメータ会長が訪朝、最終的には昨年12月、ヒル次官補が訪朝して米国国歌演奏などの条件で合意した。
ヒル次官補は「公演は北朝鮮の米国に対する見方の変化を象徴している。核問題を進展させるうえでも役立つ」などと述べ、米中国交正常化のきっかけとなった「ピンポン外交」になぞらえて「バイオリン外交」と評価した米メディアもある。24日に北京で記者会見したNYフィルのメータ会長は、「平壌の反米スローガンがすべて撤去された」と述べた。
だが、北朝鮮側で今公演の準備を担当したのは金桂寛外務次官はじめ核問題と対米政策担当者が行っており、米国、韓国の北朝鮮専門家からは、今回の公演は北朝鮮「政治宣伝」に利用されたとの懸念も出ている。
米国は毎年4月下旬にテロ支援国家指定を発表しており、この時期を視野に入れているのでは、との観測もある。 NYフィルは27日、北朝鮮の朝鮮国立交響楽団と共演する予定。
最終更新:2月26日21時34分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000979-san-int
米メディア「閉ざされた国」から大量の情報発信 NYフィル北朝鮮公演
2月26日22時14分配信 産経新聞
ニューヨーク・フィルハーモニックの北朝鮮公演には世界中のメディアが同行した。特に多くの米メディアにとって、2000年10月のオルブライト米国務長官(当時)の訪朝以来、8年半ぶりの平壌入りとあって、わずか48時間の滞在を最大限生かそうと、紙媒体に限らず、ブログなどネット媒体も縦横に駆使し、閉ざされた国から大量の記事を発信している。(田北真樹子)
今回の訪朝団は楽団員をあわせて約400人(米紙ニューヨーク・タイムズ)で、うち報道陣は約80人の記者とTV制作関係者ら。1953年に朝鮮戦争が停戦となって以降、楽団員を含めて米国からこれほど大規模な訪問団が北朝鮮入りするのは初めてだ。
「オーケストラの訪朝は半世紀にわたる(両国間の)文化断絶の雪解けのヒント」(ニューヨーク・タイムズ紙電子版)「NYフィルはバイオリン外交を北朝鮮にもたらした」(AP) NYフィルの訪朝について、26日の現地からの報道ぶりはおおむね前向きだった。確かに北朝鮮の歓待ぶりは「雪解け」とも取れる雰囲気を醸している。
訪朝団が平壌に到着したのは25日午後。北京からのチャーター機を迎えたのは大勢の北朝鮮メディアだった。NYフィル音楽監督で常任指揮者のロリン・マゼール氏が飛行機を降りると、集まった現地メディアと同行記者団がマゼール氏の周りに殺到し、北朝鮮当局でさえ手に負えないほどの混乱が生じた。
代表団には万寿台芸術劇場での歓待行事に続き、人民文化宮殿で豪勢な朝鮮料理だけでなく、ローストサーモンなどの洋食も振る舞われたという。一部の報道陣は26日、当局の随行付きながら平壌市内の地下鉄や学校なども取材した。
いずれの米メディアも北朝鮮が得意とする“微笑外交”と、詳しく報じたが、さすがに核問題をめぐる北朝鮮の対応もあってか、文末には米朝関係の展望の乏しさを想像させるような表現がちりばめられている記事もいくつかある。
「ホテルの窓から見る平壌市内の景色はすばらしかった。夜遅くに部屋に戻ると、首都は真っ暗。街の周りの明かりは視界から消えてしまった」(ウォールストリート・ジャーナル紙記者のブログ、電子版)
「バスが通り過ぎると次々に街灯が消え、バックミラーに1つのサインが見えた。“米国の帝国主義侵略者をぶっつぶせ”」(ロイター)
最終更新:2月26日22時14分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000986-san-int
「平壌の夜は真っ暗だ」 NYフィル公演で米メディア
2月26日22時47分配信 産経新聞
ニューヨーク・フィルハーモニックの北朝鮮公演には世界中のメディアが同行した。特に多くの米メディアは、2000年10月のオルブライト米国務長官(当時)の訪朝以来、7年半ぶりの平壌入りとあって、わずか48時間の滞在を最大限生かそうと、紙媒体に限らずブログなどネット媒体も縦横に駆使し、“閉ざされた国”から大量の記事を発信している。(田北真樹子)
今回の訪朝団は楽団員をあわせて約400人(米紙ニューヨーク・タイムズ)で、うち報道陣は約80人の記者とTV制作関係者ら。1953年に朝鮮戦争が停戦となって以降、楽団員を含めて米国からこれほど大規模な訪問団が北朝鮮入りするのは初めてだ。
「オーケストラの訪朝は半世紀にわたる(両国間の)文化的断絶の雪解けの兆候」(ニューヨーク・タイムズ紙電子版)
「NYフィルはバイオリン外交を北朝鮮にもたらした」(AP通信)
NYフィルの北朝鮮公演について、26日の現地からの報道ぶりはおおむね前向きだった。確かに北朝鮮の歓待ぶりは米朝の“雪解け”とも取れる雰囲気を醸している。
訪朝団が平壌に到着した25日午後。北京からのチャーター機を迎えたのは大勢の北朝鮮メディアだった。NYフィル音楽監督のロリン・マゼール氏が飛行機を降りると、集まった現地メディアと同行記者団がマゼール氏の周りに殺到し、北朝鮮当局者でさえ手に負えないほどの混乱となった。
報道陣を含む代表団は万寿台芸術劇場での歓迎行事に続き、人民文化宮殿での食事会に出席。豪勢な朝鮮料理だけでなくローストサーモンなどが振る舞われた。26日には、報道陣は当局の随行付きながら、平壌市内の地下鉄や学校なども観光した。
いずれの米メディアも北朝鮮の歓待ぶりを詳しく報じたが、核問題や人権問題をめぐる北朝鮮の対応に言及することも忘れていない。
ワシントン・ポスト紙(電子版)は「米国を悪魔呼ばわりする政府に敬意を表したくない」という声が楽団内にあることを紹介。ロサンゼルス・タイムズ紙も訪朝計画が持ち上がった当初、「訪朝前に人権問題が多少改善されるべきだ」といった声が出たことを指摘している。
また多くのメディアは、米朝関係の先行きを必ずしも楽観視していない。ウォールストリート・ジャーナル紙記者のブログは「ホテルの窓から見る平壌市内の景色はすばらしかった。夜遅くに部屋に戻ると首都は真っ暗。街の周りの明かりは視界から消えてしまった」。北朝鮮は実際のところ、何も変わっていないことを伝えている。
最終更新:2月26日22時48分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000992-san-int
北朝鮮は友好的なムードを高めていますが中身はなく、実際には何も変わっていないことを深く感じます。
北朝鮮が変わるためにはどうすればよいのでしょうか?
金正日が死ぬその日まで待たなければいけないのでしょうか?
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